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e10
僕のパイナップル
A君に「集合と命題」で、逆、裏、対偶、真偽、背理法などを教えながら、ノートをとっている間、隣の台所で、パイナップルを、とんとんと切っていたとき、少し、若い・青いのに気づいたとき、次の「詩」?が浮かんだ。いかに、退職者生活が暇か、ばればれ。
南の海からやってきた
私はパイナップル
星の数ある人の中
あなたに出会えたこの奇跡
果物ナイフ片手に
crownちぎって
とんとんとん
あなたはやさしく
私を刻む
早くあなたのお口の中に
だけど私は青いパイナップル
あなたに出会ったのが
早すぎました
だからお願い
もう少し待って
きっと、あなたに
食べてもらうから
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