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 企画の再現性を求めてマニュアル作りというのは、どうだろう?
   僕の人生、振り返れば、思い付きばかりの人生だったかも
 
 「新家元制度」とかいう、あるわけのわからないウェブセミナーを見ていて、そうだ、「再現性」だと、またも、思いつきを思いつく。LAP, Look Asia Project、先生方のご協力のおかげで、3年間、続けることができた。先日の「質問の質が人生の質を決める」という言葉、これは、僕たちの企画のこと でないか、と、そんな高揚感の中で、これを、日本全国、世界中で、使ってもらうためには、つまり「再現」してもらうためには、誰でも使えるようにシステム 化しなくてはいけないと思いつく。

 

 質問する(問いかける)、これは、自分に対してであっても、他人に対してであっても、周囲の環境、はたまた、地球に対してでも、質問する相手に対する 「関心」を示すこと。自らに問いを発しない人は、自分自身に対して関心を示すことが少ないことを意味する。そして、自分に関心を持てない人は、他人、他者 に対しても、関心を持たない。ここまで書いて、無気力、無関心な子供たちに辟易している先生方の顔が一人ひとり浮かぶ?

 

 LAP3でイランの生徒が他国の生徒たちに質問を発したのに対し、日本やマレーシアの生徒たちが、他国の生徒たちに、本質的な質問を返すことはなかった。これは、自国に満足している日本やマレーシアの生徒たちが、他国に関心を持たないのに対し、自国に何らかの不満を持つイランの生徒たちが、他国に関心を持つことを意味する。そして、自国に満足している生徒たちは、自国の矛盾や問題点を掘り下げる視点を持っていないことを意味する。他者(他国)に関心を持たないものは、自分(自国)にも関心を持っていないことになる。

 

 以上のことも含め、3年間、企画を進める中、色々な発見・気づきがあった(以下に、その例)。企画、そのものは、いたってシンプル。アンケートを作成し、分析し、議論する。ただ、実際には、様々な問題点が出てくる。そこで、実践しながら、マニュアルを更新していく作業を行う。

 

 これができれば、この実践がワン・クール終わったということになる。これを来年度の企画の柱とする。毎日、こんな問いを自らに発している。ということで、最後に、自らに問いを投げかけた。


 僕の人生の質って、「なんぼのもん」かな。

 

  も含めて思いついた「気づき」の例:


 企画の意義を、生徒を含め、企画参加者全員がしっかり理解する
 アンケートを作成するには、広義の教養、背景知識が必要。


 デリケートな質問など、内容によっては、匿名性を担保すること
 ----あるいは、答えなくてよいという一項(option)を加えておく。


 宗教など思想に関連する内容は、特に、担当者間の了解を得ること
 アンケート回答後に予定している掲示板での議論をスムーズに行うために、アンケート項目を絞ること


 画像添付の掲示板で、個人写真を載せることが不可の場合でも、自分を表すイラストなどで、自己表現することで、他の生徒たちに関心を持ってもらう。


 コメントには、相手がレスを返しやすいように、内容を絞って書く。
 コメント、相手へのレスなら、相手のどんな書き込みに対するレスか、明確にした上で書く。


 コメント、自分の意見を書いて、はい、終わりではなく、相手に問いを返すことで、コメントのキャッチボール(内容の深化)を志向する。

 その他、サンプル・アンケート集の作成、コーディネータ・教員の役割、学校としての取り組み、ウェブ上のシステム化、英語の問題、、、など。

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