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 今日のDMM英会話、この話、信じられますか?


 早期リタイヤして、危険なミンダナオの格安の土地を買うという20代のフィリピン嬢

 DMM英会話、1月から授業料が上がる。やめようかと思うがやめられない。一か月ほど前か、ココナツホイルがすごいとテレビで見て、フィリピン嬢に話し たところ、好奇心のかたまりみたいな彼女は色々調べて、やっぱり、すごいとの結論。で、別のフィリピン嬢に話したところ、「virgin coconut oil」「miracle oil」とテキスト入力。

 

 彼女によれば、その効能がわかったのは、2年前。妹は、砂糖を混ぜながら、飲んでいるという。ということで、僕の認知症対策として、購入を決意。今、どこから買おうか調べ中。(昨日、和歌山イオンでは置いていなかった。)

 

 本日のセブワーノ(セブ在住フィリピン人)、20代後半だが、5年後にリタイヤを考えている。ミンダナオに土地を買っていて、そこで、ココナッツなど植 物を植えると言う。「ミンダナオ?危ないんじゃない?」と聞くと、「そう危ないところ」と「平気で」答える。すこし、うさんくさいなと思って話を続ける。

 

 「実は、その件でミンダナオに行き、弁護士などと話をしてきて、2日前に、セブに帰ってきて、昨日からDMM英会話を再開したところなの」ますます、怪しい。

 

 彼女とは、二回目のレッスン。一回目は、いつだったか、記憶にないくらい、昔。で、セブって、どんなところやったかな?と言うと、ぺらぺらぺら。12月 から2月くらいがベストシーズンで、花火などのイベントが色々ある。4つ星のホテルは高いと言って、ビーチでテント泊のアメリカ人多数。年齢も30~40 代から下」

 

 「あなた、政府の広報担当者?お金もらってる?」


 「いえ、もらってないけど、私は、セブの良いところ、色々調べているの」

 

 やっぱり、うさんくさい。

 「で、そんな危ないミンダナオ、あなた危なくないの?」


 「私は、その地の部族の一員だから、部族の中で暮らすから危なくないの」


 「え、じゃあ、あなたのご両親も、そこの出身で、まだ、そこに住んでいるの?」


 「いえ、私一人がその部族の一員。両親は、その部族とは無関係。今、そこには住んでいない」

 

 こんな話、信じられる?

 「あなたの話を聞いていると、あなたは、big liarだと思い始めました。いったい、あなただけが、その部族の一員って、どういうこと?」

 

 「私はそこで生まれ育ったの。両親はそこの出身じゃない」


 「え、だったら、あなたも、そこの出身じゃないでしょ?」


 「いえ、そこで生まれ育って、部族の一員として認められたの」

 

 どうやら、その地で、生まれ育った人は、なにか、契約書みたいなものを交わせば、部族の一員になれるようだ。

 

 彼女によれば、その部族の間では、部族固有のルールがある。フィリピン政府もそれを尊重している。もちろん、政府の法律には、部族も従わなければいけないが、それ以外に、色々、部族の決まりがあるというわけ。

 

 「私が買った土地は、前の持ち主が管理している。その土地は、すばらしい景色のcave(ほら穴)があるし、それ以外にも、ゴールドというか、pre gold状のものが採れるの。」

 

 疑い深い僕は、ここまで来ると、怪しい、怪しいと耳元でささやく声が聞こえてくる。

 「フィリピン政府と25年契約を交わしていて、その地を中心に観光地として開発していくことが求められています」

 

 もう、何でもいいけど、time is up。また、今度、聞かせてね、と、スカイプ終了。

 DMMで彼女のプロフィールを確認する。どうやら、彼女の経歴から、まったくの作り話とは言えないような気がしてきた。セブの「大都会」でお金を稼ぎ、 株やファンドはリスクが大きいと、危険なミンダナオで格安の土地を買い、そこにココナッツや様々な植物・果樹を植え、観光地にする。嘘でも本当でも、今日 は、おもしろい話を聞かせてもらった。

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